ここ最近の屁の勢いが尋常じゃねぇ

興味の赴くままに生きた記録をつづる

ただひたすらに無気力な状態が続いてるんだけどみんなはどう?

小学生のころって、やたら何か作ったり書いたりしてそれを見せ合いっこしてませんでした?

 

私はしていた。

 

小学5年生のころ、漫画を描くのが得意な子が「クラスの係に新しく“漫画係”を作ろう」と言い出したので私も何となく参加し、『うえきばち君』というその名のとおり植木鉢に顔と手足が付いたキャラクターが主人公の作品を教室の壁に貼っていた。

 

なぜ植木鉢を主人公にしたのかは全く分からない。たぶん書きやすかったからだろう。うえきばち君は作中で「うえどの」というニックネームを付けられ、突っ込み役にまわったりあるいはぼけたりとキャラクターの軸がぶれまくっていた。

 

A4サイズの画用紙を適当にコマ割りして、1週間に1回以上のペースでせっせと更新しては掲示していた記憶がある。昼休憩や放課後、家に帰ってからなど、隙間を縫っては描いていたのだ。

 

『うえきばち君』の前は、ありふれた少女漫画チックなもの(目の中に星が3つくらい入ってるような)を描いていたのだが、とある男子から「こんなん、ぜんぜんおもんねぇ」と正面切ってディスられたことをきっかけにギャグ系へと路線変更した。

 

それ以降、「あれ、続きいつ描くの?」「今週のやつ面白かったなぁ」と数人から声をかけられることもあり、すごくうれしかったことを覚えている。

 

小学3年生のころ一番仲の良かった女の子はジブリ作品オタクだった。フィルムコミックなんかを買い込んでは自分でも作品の絵コンテを真似て書いたり、作品に登場する架空の場所を舞台にオリジナルのストーリーを作って小さな冊子にまとめているのような子だった。そういう子に影響されて、いろいろ作っていたんだと思う。

 

千と千尋サウンドトラックをねだって買ってもらい、曲中に出てくる和楽器的な笛の音をどうしても自分で再現してみたくて、リコーダーで音を取りながら自分しか読めない譜面を起こし、繰り返し練習していた。今でも吹けと言われれば吹けるはずだ。

 

あの頃はアウトプットを特に意識せず、頑張ることもなく、湧きあがるように日常的に行っていた。ナチュラルクリエイターだ。

 

私は今後どうしていきたいんだろう。

26歳。あと何年生きるんだろう。寿命が分かったらもっとやる気が起きるんだろうか。

 

毎日地道に何かを発信している人を尊敬してやまない。自分もそうなりたいと思う。でも、一体何を誰に向けて発信したいのだろう。なぜ自分もそうなりたいのだろう。

 

Twitterをみれば、「ライター」という肩書きで自分の考えを世間に公開している人が山のようにいる。そんなに発信したいことがあるのか。その原動力はどこから来るのか。「あなたは何のために、誰のためにそれを書いて発信してるんですか?」と問うてまわりたい。

 

私はただただ寝ていたいしダラダラしていたい。好きなことだけやりたいし、でも認められたいし、無駄な努力はしたくないし無駄に傷つきたくもない。みんなはそうじゃないの?そうでありながらも発信しているんだとしたら、一体全体それはなぜなの?

 

こんな心のもやつきを垂れ流してしまい申し訳ないが、誰が見ているかもわからないからどうでもいいやと投げやりである。

 

「成功って何?」

ある飲み会で独り言のようにつぶやいた。すると一緒に飲んでいたある人は言った。

 

「自分の思い描く通りに生きることができれば、それが成功じゃない?」

 

ものすごく正解なように思う。

でも私は自分が思い描く自分の人生がわからない。

 

早く歳をとってしまいたい気もするが、永遠に時が止まってほしいと思う。

たくさんの人に自分を知ってほしい気もするが、もし知ってもらえたとしても早々に疲れて布団にまるまっている自分が容易に想像できる。

 

仕事に打ち込みたいとも特には思わない。願わくばずっと遊んで暮らしたい。お金に困ったら親に助けてもらいたい。命に危険が及ばない範囲で、気が向いたら冒険したりして穏やかに歳をとり、子どもと孫に見守られて痛くなく死にたい。

 

痛くなく死ぬってことは寿命で死ぬってことだから、今の医学の感じからすると80か90くらいまでは生きるだろう。それまでの54年か64年が私の持ち時間ってことだけど、何の目論見もなく生きるとすればそれってなかなか膨大な時間だ。逆にあと数年で死ぬ場合はより深刻な問題で、今のこの状況のまま死んだとしたらどうにも死にきれない。

 

いや、だから有意義に生きていきたい!って思ってるんだよずっと私は!!!

行動にうつすのがめんどいだけで!!!!なんかに手ぇつけかけても「うーんと……で……?これやって人生どうなんの?(笑)」と秒で俯瞰して嘲笑してしまうだけで……

 

無邪気に、何も考えずに物を作って人に見せていた、小学生のあの頃の自分にもう一度なりたい。「今週面白かったね!」「続きいつ出んの?」って、もう一度言われたい。

 

話の収集が付かなくなったので、うちの可愛い魚の写真を貼って終わりにする。

 

魚

 

ではまた~